ダイアログ木曜しゃしんてんを振り返る<木曜しゃしんてんレポート>

STAFFBLOG

こんにちは。木曜日担当の山口です。
2017年10月19日木曜日から始まった、木曜しゃしんてん。
管理人水澤に「そのイベントタイトルはちょっと・・・」と言われながら早3カ月がたちました。
とうとう直しませんでした。ごめんなさい。

私は写真を趣味として初めて10年以上がたちます。
撮り方を手探りで研究したり、人から教えてもらったりしながら楽しく活動しています。沖縄に移住をしてからは、写真展などに参加して積極的に表現活動をしてきました。
私のように、写真を仕事としてはなく趣味として楽しく活動している人でも気軽に表現の場として、おきなわダイアログを使ってほしい、そういった思いではじめた写真展です。

最終的には気に入ったので使いつづけた「木曜しゃしんてん」
2018年からは、木曜店長が日曜店長へ変更になるので、写真展も日曜日に移行します。
そのまえに2017年の木曜しゃしんてんのレポートを作成しました。
これまでのおさらいを一緒に見ていただきながら、この写真展をどういった方向へつなげていきたいのかを感じてもらえると嬉しいです。

【関連記事】”作品を飾りたい”を叶える【木曜しゃしんてん】

第1回:2017年10月19日 展示会場としての可能性を探る

展示者:山口郁子(木曜店長)

トップバッターは私。私自身の作品を展示してスタート。
とりあえず飾ってみたという表現が正しいと思います。おきなわダイアログというスペースでどんな風に作品を飾っていったら良いのか、様々な可能性を探る回でした。

<作品>
2016年に撮り歩いた名護市内の写真を、10点展示しました。
気軽に見られる写真展って面白そう、という感想をいただけたり、実際に飾ってみて大型スクリーンを使えることや、国道58号線沿いにあり仕事やショッピングの帰りに立ち寄ってもらえそうなこと、コワーキングの休憩に作品を見てもらえること、など展示会としての可能性を十分に感じられました。

第2回:2017年10月26日、11月2日、9日  写真、朗読、様々なアートとコラボする

展示者:たましろ smile りな さん

たましろさんは現在大学生で、学業の傍ら写真、イラスト、朗読、演劇など多方向で表現することを楽しまれています。
今回は11月11日、12日の学園祭でグループ写真展をおこなうので協力してほしいというご依頼から、木曜しゃしんてんに参加いただきました。学園祭がおこなわれるまでの木曜日を、たましろさんの作品展にして学園祭写真展のPRに使っていただきました。

<作品>
デジタルカメラで撮った写真とインスタントカメラで撮った写真がわかるように、エリアを分けて飾ったり、写真にイラストを加えたコーナーがあったり、様々な作品が飾られていて、明るく元気なたましろさんそのもののようでした。大型スクリーンにはキリ学祭の写真展のフライヤーを表示して、しっかりとPRに協力しています。

<番外編>
1. 朗読イベント「音人」
写真展最終日の11月9日の1時間は、展示された作品を楽しみながら、「雨ニモマケズ」を初め、5つの詩の朗読も楽しみました。
朗読は、朗読者の詩の理解力、読解力、その詩の受け取り方によって表現も大幅に変わるということで、いつもニコニコして元気いっぱいのたましろさんが、朗読の時は目の色を変えて挑んでいました。
また今回展示した作品について、なぜこの写真を選んだのかなどお聞きすることもできました。作品に対して、こんな意味合いで作ったのではないか思っていたこととまったく別の意味合いだったりして驚くこともありました。とても参考になったので今後もやっていきたいと思っていることのひとつです。
【関連記事】木曜しゃしんてん番外編:【朗読】音人

2. ラジオ出演
木曜しゃしんてん番外編として、翌日11月10日放送のFM那覇のラジオ番組(「なはきん」20:30~20:56)に、たましろさんと共にゲスト出演しました。パーソナリティーの痛快なトークに乗せて、たましろさんは翌日からのキリ学祭のPRを、私はおきなわダイアログについてPRしました。

第3回:2017年11月16日、23日、30日 メキシコの鮮やかさを彩る

展示者名:鈴木 理恵子さん

鈴木さんはフリーランスカメラマンとして、東京、ドイツなどを拠点に活躍し、2015年に沖縄に移住されました。
今回は11月23日~26日に那覇市泊のギャラリーtomariで開催される個展にコラボという形で、木曜しゃしんてんにご参加いただきました。
【関連記事】写真家・鈴木理恵子、沖縄初個展『go!Cuba!!』

<作品>
tomariでの個展作品がキューバで撮影した写真を展示するということで、おきなわダイアログではメキシコ、グアナフォトの風景を7枚展示されました。
玄関口に近い場所に展示したところ、外からの自然光と室内の灯りが混ざって、赤、黄色、青、緑など様々な配色で明るい写真がさらに鮮やかな印象になりました。

私は過去に、鈴木さんのメキシコ写真を拝見する機会があり、ビビッドでカラフルな街が鮮やかに展示されているのが印象的でした。
今回は今年春に行ったときの撮り下ろしということでした。過去に行った時より物価は高くなったものの、現地の人たちが気さくなのは変わらず、カメラを向けるとポーズをとってくれたりしたそうです。私は現地へ行ったことがないので、こうやって写真展で見ることによって、現地の人たちの気さくさや明るさが伝わってきました。

鈴木さんは2018年3月に東京・表参道のギャラリーでの個展が決定しています。これからの活躍がますます期待されますね。

第4回:2017年12月7日 富山・高岡の伝統工芸をめぐる旅

展示者:花城利奈さん

花城さんは、おきなわダイアログが始まってからのファンだそうで(ありがとうございます!)58組踊街づくりトークイベントなどをはじめ、多くのイベントに足を運んでくださっています。
ご本人は伝統工芸・紅型の職人さんで、紅型をあしらったお弁当袋や手さげ袋などを制作しています。近々、那覇市内で工房を出されるそうで楽しみですね。

<作品>
今回は伝統工芸を街一体となって展開している富山県高岡市を紹介したいということで、9月に開催される高岡クラフト市場街を訪れ撮影した写真と、イベントの紹介を動画で大型スクリーンに映し出しました。
クラフト市場街の見所4箇所を、壁を使ってふりわけました。また写真の横に花城さんが手書きで作成したキャプションを一緒に展示し、今どの場所の紹介をしているのかをわかりやすくしています。
この写真展で北陸の工芸や高岡の歴史(伝統工芸を残すために頑張った人の話は涙ものです)を改めて知ることができました。
見に来てくださったお客様数名から「写真を見て高岡に行きたくなりました」という感想をいただき、私も花城さんの写真を見て、来年のクラフト市場街に行ってみたいと思いました。

第5回:2017年12月14日 デジタルカメラではなく敢えてフィルムカメラを使うということ

展示者:いとう むつきさん

いとうさんは写真の他にもイラストを描くことが好きで、制限時間内(10分)でお題のイラストを描くというコミュニティーに参加しているそうです。
最初にイメージを膨らませて、そこから素材集めをして仕上げるという行程になるが、これを制限時間内にやり遂げるためには普段から作品を見て頭にストックしておく必要があるとおっしゃっていました。写真の作品を仕上げるのにも、そういう頭で挑まないとなぁと私も勉強させてもらいました。

<作品>
いとうさんの作品は、全てフィルムカメラで撮影したものです。デジタルカメラで撮った写真はかっちりと色が出るのが、あまり好みではないということで、もっぱらフィルムカメラを普段から使っているそうです。
今回はその中から、沖縄、福岡で撮影した13枚を選んでくださいました。
ご本人が一番気に入っている写真を大きく展示して、壁を使いわけて3枚ずつ展示しました。
旅行で行ったことがある福岡の場所が写真に写っていて、フィルムの暖かな色合いも相まって、そのときの楽しかった思い出がよみがえって懐かしくなりました。

ちなみに、私もフィルムカメラを持っており1カ月に1枚撮るというペースですがフィルムを楽しんでいます。
フィルム写真の雰囲気はどこか優しい気持ちになりますね。

第6回:2017年12月21日 2017年のお気に入りを再表現

展示者: 山口郁子(木曜店長)

最終回も私です。
本当はこの回のために、沖縄県内で撮り下ろした写真があったのですが、現像と出力が間に合いませんでした。泣
私にとって今まで撮ったことのないジャンルの写真だったので、表現に挑戦する機会が欲しかったのですが残念。いつか公表したいので、それまで眠らせておきます。

<作品>
2017年は大きめのギャラリーで写真展をしたのですが、「人と一緒に何かをする」というテーマの作品だったので、おきなわダイアログのテーマにもぴったりでした。
その中でも気に入っている作品や、気に入ってもらえた作品を、A4サイズ16枚ほどを、おきなわダイアログの壁を5箇所つかって展示しました。
見に来てくださった方から、作品を見て「自分もおきなわダイアログで展示をやりたい」とおっしゃっていただき、とても嬉しかったです。

あらためて、日曜日に賭ける思い

ということで、2017年は6名(うち、私2回を含む)に、ダイアログ木曜しゃしんてんに出展いただきました。
ほとんどの方が「初めての展示」でした。
生まれて初めての展示の場に、おきなわダイアログを選んでいただいて本当に嬉しいです。
作品をお預かりし設営していくことや、飾り方について提案をさせてもらうこと、写真展のポスターを作ることや、キャプション作りなど、私も初めてのことばかりでした。ひとつの展示を終えて反省をし次週に生かす、の繰り返しで、あっと言う間の3ヶ月でとても充実した木曜日でした。
また、木曜しゃしんてんで見にきたお客さん同士が、作品について話をしていたり、写真の話をしたりして仲良くなっている方もいました。
「また展示したい」というお声もいただけて、本当にやってよかったなと思っています。

那覇市内には多くのギャラリーがあります。なのでギャラリーとしてはおきなわダイアログは到底適いません。
それでも写真展やってみたかったと理由としては、おきなわダイアログだったら気軽に写真を飾って、見に訪れた人たちが交流する場を作れるのではないかと思ったからです。
その根底として私はずっと、写真が好きな人が出会えるコミュニティーを作りたいと思っていました。
なので、誰かと一緒に写真を撮りにいきたい、もっと写真の話がしたい。写真を展示してみたいけど、ひとりだと不安だから相談にのってもらいたい。なにより写真友達が欲しい、と思っている人たちが、おきなわダイアログに行けば写真に関わる誰かがいるから、おきなわダイアログへ出かけよう、という形を作り上げたいと強く考えています。

まだまだ始まったばかりの、おきなわダイアログ写真デー、2018年からは日曜にお引越しして「日曜しゃしんかん」としてお披露目です。

木曜しゃしんてんをやってみて、作品を責任をもって飾るということや、写真展をしっかりとPRしていく方法、写真の知識をもっと深めるということ、など課題はたくさんありますが、「日曜しゃしんかん」でも写真が好きな皆さんと一緒になって、写真を楽しむ方法を考えていけたら良いなと思っています。
ぜひアドバイスいただけると嬉しいです。

そして2018年は展示の他、久茂地や松山あたりを撮り歩く撮影会や、スライドショー(写真鑑賞会)などをやってみたいと考えています。
実はプレ撮影会を12月に実施しました。
【関連記事】Photo Session 〜おきなわに舞い降りた”天使”スペシャル


今後もご期待いただける撮影会を企画し、写真好き同士が出会える場を作っていきたいです。

初日の1月7日は、女性ポートレートを可愛く、時にカッコよく撮影しつづけているカメラマンさんの作品を展示します。
ぜひ、お楽しみください。

ダイアログ日曜しゃしんかんでは2018年1月21日以降、写真を飾ってみたい方を募集しています。
壁を利用できる他、大型スクリーンの利用も可能です。
作品はお持込いただければ展示料金はかかりません。
こちらでの出力、パネル貼をご依頼される場合は有料となります。
詳しくは、おきなわダイアログまでお問い合わせください。

問い合わせ終了しました。多くのお問い合わせまことにありがとうございました!

日曜しゃしんかん公式twitter @sun_photoex