「サービスとお金を交換する」 そんな職人との関係性を見直す“職人劇場”

STAFFBLOG

おきなわダイアログの水澤です。

これまで、日本の産業が発展してきたなかで、「職人」の役割が大きいですよね。でもね、職人とは自らの技能で、その道を生きているひとで。もっと身近にも職人たちはいるのではないでしょうか。

今回は、2月12日から定期的に開催する「職人劇場」について。なぜ、職能を持つひとたちに焦点をあてたイベントを行うのか。おきなわダイアログを目指している「対話」にどうつながっていくのか、お伝えしていきます。

「職能」を当たり前と思わないように

おきなわダイアログでは、生活により密着したサービスを行なっている職人たちを中心に取り上げていきます。

たとえば、自宅での「掃除」の観点ならクリーニング屋さん。スーツやYシャツをピシッと仕上げてくれるからこそ、サービスの対価としてお金を支払う、そんなシンプルな関係性が成り立ちます。

一方で、わたしたちはサービスを受けることに慣れてしまい、「あって当たり前、やってもらって当然」という考えが生まれてきました。本当に、こうした手に職を持ったひとたちと我々の関係性は「サービスとお金を交換する」だけでいいのでしょうか。いや、もう一歩踏みこんでいきたい。

職人劇場では、まず自分自身で行なってみて、どんな違いがあるのか体験してもらいます。そこで得られる気づきによって、職人とお客さんとの関係性から、出演者とファン、先輩と後輩、仲間、そんな新たなコミュニケーションを生み出していきたいと思います。

「わたしもできるかも」 新たな関係性を創出していくための対話

第1回目の職人劇場では、浦添市にあるプライベートサロン『Glantz Hair』の代表・平良 一輝さんをお呼びして、レクチャーとワークショップを行います。

みなさんは、美容師に切ってもらった髪型と、自ら行なったときのセルフカットの違いに悩んだことはありませんか。その裏側には、セルフカットをしていることを美容師には打ちあげられない、もしくは相談していいものかとわからない。

平良さんは、これまでに東京、NY、沖縄と拠点を移しながら、地域の住むひとたちに対して「本当にキレイになって(お店の)扉を開けて出て行ってほしい」と思いを込めて取り組んでいます。

職人劇場をおいても、セルフカットでばっちりと決まるように、デモンストレーションを交えながら、お話ししてもらいます。

そのなかで、「わたしもできるかも」「わたしにはできなかった」と本音を打ちあげられる、そんな新たな関係性をつくる対話になるのではないでしょうか。

インフォメーション

【プログラム】
内容:前半では、美容師さんのお仕事について、セルフカットの方法についてレクチャー。後半はカットのデモンストレーションや、参加者の方にもセルフカットを行っていただくワークショップを行います。(セルフカット体験は希望者のみ。その場で髪を切るのに抵抗がある方は見学だけでも、もちろんOKです)

【もちもの】
平良さんの指導のもとで実際にセルフカットをおこなっていただけます。ご希望の方は、ご自身で手鏡とハサミをお持ちください。

【予約について】
飛び入り参加も歓迎ですが、準備があるので「参加予定」をポチッとしていただけると嬉しいです。
http://okinawadialog.com/event/syokunin-theater01/