だれかと違うことを怖がらないで。10年目を迎えた写真好きがはじめる、カメラコミュニティ「Photo Session」プロジェクト

STAFFBLOG

こんにちは、おきなわダイアログの水澤です。

ふと、現代社会の忙しさから足を止めたとき、自分のなかに何が残っているか、そう考えたことはありませんか。

好きだからはじめた仕事や趣味が、いつしか続けることさえもつらい。周りのひとの良し悪しは、経験年数や技術で判断していた。そこには、本当に好きな気持ちがあるのか、と。

おきなわダイアログの「曜日店長」がはじめたプロジェクト、第二弾としてお伝えするのは「Photo Session(フォト セッション)」。

写真好き歴10年目を迎える日曜日店長・いくさんが、写真好きならプロカメラマンや、趣味で撮影をしているひとでも構わない。写真をきっかけに、お互いにつながれる場を作りたいとPhoto Sessionがはじまりました。今回は、そこに隠された、いくさんの思いを紐どいていきます。

独りよがりな表現から脱却したい

12月23日に第1回目の「Photo Session」を開催。モデルは大城優紀さんをお招きした。

ーーー 一般的に、写真撮影するとき、シャッターを押すのはひとりですよね。

はい。

ーーーいわゆる属人的な(カメラの)世界のなかで、なぜコミュニティをつくろうと思ったんですか?

わたしは、10年前から写真を撮影してきて、カメラ友達もできてきました。でも、もっとお互いにつながったりしたら、写真を撮るひとにとって、新しいものの見方ができたり、可能性を見出せたりするかな、と。

2007年に、沖縄へと移住してからそれをつよく感じました。はじめ、海を撮りにいったり、観光地をひとりで撮ってきて、いいものは撮れるけど……いつの間にか独りよがりになっていて。当たり前ですよね、シャッターを切るのはわたし、撮影しにいくのもわたしですから。

ただ、ふと自分でいいと思う写真がほかのひとから見て、どう見えているのかなって。それから、沖縄にある約130名が集まっているカメラコミュニティに参加してみて、プロで活躍するひとや、もちろん写真を趣味にしているひとが混じっていて。そこで、同じ写真を一緒に撮ったら、こうも違う写真を撮れるのか!と知れたのが大きかった。わたしにとって、新鮮で違う視点が生まれたんです。

撮影者もモデルも、同じ空間でつなぐことで次の「やりたい」をつくる


ーーーだから、Photo Sessionをつくろうと考えたのですね。

Photo Sessionは、被写体をただ撮影するイベントにしたくなくて。撮影するひともモデルも、同じ空間でつなぐことを意識しています。「こうした場面で撮影したら、モデルはどんな表情をするのかな」と、モデルからポージングを提案してもらってもいいし、モデル自身がカメラマンになってもいい。

写真は答えがない表現だからこそ、Photo Sessionの場でコミュニケーションを生み出して、いままでにない表現方法を見つけられたらなと思う。あと、撮影した写真は後日、展示会を行いたいですね。
*第1回目の「Photo Session 展示会」は1月28日(日)予定

ーーー展示を一緒に行うことで、どんなことが起きると思いますか。

展示会もPhoto Sessionと同じく、ひとりではできません。だから、「撮影の意図はこうで、展示はこうしてほしい」とアドバイスをもらい、わたしやほかのひとの意見を交えながら、一緒につくりあげていきたい。このイベントをきっかけに展示会をやってみたい、撮影スタジオをほしい、と次のステップにつながってほしい。

ゆくゆくは、おきなわダイアログで出会ったひとたちが、ハコの枠を超えて、一緒に写真を撮りにいったり。それを、わたしは遠目で「うんうん、よかったね」と見ていられる関係性がいいな笑

「お互いに違うことを許容したい」いつか、カメラ好きの駆け込み寺になるまで


ーーー遠目なんですね笑 いくさんもカメラマンとして参加しないんですか。

わたしが大事にしているのは、「わたしは違う」といわないこと。それぞれ、頭のなかでイメージがあって撮っているわけだから違うも何もない。(カメラの)経験年数や撮影方法によって良し悪しが変わったり、表現の仕方をダメ出しするものではないと思う、カメラの世界って。

それぞれがいいと思うところを、どういう意図で撮影したのか、わたしなりに知りたいから、輪のなかに入るよりはサポート役でいたいですね。ゆくゆくは、駆け込み寺のように、写真の撮りかたや展示方法で困ったことがあればわたしが助け舟を出せるように、と。

ーーーだから、Photo Sessionでは(一眼カメラ以外に)スマホでの撮影もオッケーにしたんですね。

やっぱり、わたしはカメラを通してそれぞれのアイデンティティを知りたいし。スマホであっても自分が撮るイメージがあるなら参加してもいいと思う。一番は、写真を楽しむことだから。心から撮ること、展示することも人生を楽しむためのひとつの手段でしかありません。そのためにも、コミュニティがあるとさらに楽しめると思うんです。

☆Photo Sessionのスケジュール
1月28日 第2回photo session予定
2月19日 第3回photo session予定

☆日曜日しゃしんかんのスケジュール
1月21日 海の写真展
火曜店長と海の写真をコラボして、日曜しゃしんかんでも展示します。
写真の他、沖縄の海で取れたシーグラスなどを使って、ダイアログ海ワールドを展開します。

1月28日 第1回 Photo session展示会
2017年12月23日に開催されたphoto sessionのレポート展です。参加されたカメラマン6名が撮影した「とっておきの3枚」を展示します。

2月4日 展示したい人を募集中です

2月18日 第2回photo sessionレポート展(予定)

3月4日 ブライダル写真展
県内でウェディングカメラマンとして活躍中のPhoto Ciel Bleuさんによるブライダル写真展です。幸せの空間を写真に乗せて演出します。

3月18日 ポートレートと高校生の写真展
あらかきとおるさん、真和志高校写真部による写真展です。今からどんな写真展になるのかワクワクしています。

3月25日 展示したい人を募集中です