映画・岡本太郎の沖縄で伝えたい 「沖縄に出会えたのがうれしい気持ちを」ー映画・岡本太郎の沖縄 The 昼会 振りかえり

REPORT

「岡本太郎さんをフィルターとして、沖縄を再発見してもらいたい」そう語るのは映画「岡本太郎の沖縄」の監督・葛山喜久(かつらやまよしひさ)さん。

2018年10月27日より、桜坂劇場で上映を開始して、2019年1月には九州地区、近畿地区、関東地区と映画上映が決まっています。そんななかで、12月15日におきなわダイアログで葛山監督をお招きした「映画・岡本太郎の沖縄 The 昼会」を開催しました。

当日は、「岡本太郎の沖縄」に対する素直な意見を聞きたいという葛山監督の希望があり、お互いに円となって近い距離でおはなしを進めていきました。

60年前、岡本太郎が辿った足跡を振りかえって、自分自身を見つめ直す

はじめに、「岡本太郎の沖縄」のイントロダクションをお伝えします。

もう一度、太郎と沖縄を彷徨う旅に出る STORY

芸術家・岡本太郎は、1959年と1966年に沖縄へ旅に出た。

彼の究めたかったものは、日本人とはなにか?自分自身とは何かの答えを求めることだった。

その旅の一番最後にたどりついたのが、沖縄であった。

岡本太郎は、「沖縄とは、私にとって一つの恋のようなものだった」と言うほど、全身、全存在をこの対象にぶつけた。

岡本太郎は、自ら沖縄へ溶け込み、そして自分自身と出逢ったのだ。

岡本太郎の沖縄は、今の私たちに何を投げかけ、今の私たちとどうつながるのか? それを確かめに行くドキュメンタリー映画である。

製作会社のひとつ、沖縄テレビ開発より映画のイントロダクションとして短編映像を用意してもらい、「岡本太郎の沖縄」の概要を伝えていきます。

続いて、これまで葛山監督をはじめ、映画製作陣は映画本編では登場しない地域に関して、自ら足を運び、いま沖縄に住む私たちと繋がる手かがりを探すインタビューを行なってきたと裏話を解説。加えて、葛山監督から伝えられたのは、「岡本太郎を追う映画ではなく、岡本太郎をフィルターにして、それぞれが沖縄を再発見するきっかけになってほしい」と語られました。

「沖縄に出会えてよかった」と思えるひとを増やすために


おきなわダイアログで昼会として楽しんでほしかったことは、映画館では味わえない製作陣との距離、素直な意見を言い合える関係性でした。葛山監督から「(「岡本太郎の沖縄」について)感想を教えてくれる?」と参加者へと質問を問いかける場面も。

参加者:今まで、沖縄を知っているようで知らなかった。60年前、実際の歴史を辿りながら沖縄を改めて気づくような映画でした。ただ、監督本人にお伝えするのは忍びないのですが…。

そう素直な意見をもらいながら、葛山監督から本作の思いについて紐どいていきます。

岡本太郎の妻「岡本敏子」さんの言葉を借りながら「岡本太郎さんは沖縄で出会えてうれしかった。だから、映画をみてくれたかたにも、沖縄に出会えてうれしかった、と渦をまくように広がってくれたらと思います」と、葛山監督から伝えられました。

編集記


「映画・岡本太郎の沖縄 The 昼会」の参加者から帰り際に「映画監督に、製作した映画について意見を言えるなんて。一生に1回の体験となりました」とそっと私たちに教えてくれました。
映画監督と膝を突きあわせて対話できる機会が多くはありませんが、おきなわダイアログとして貴重な機会をいただき、うれしく思います。

また、企画に協力してくださった沖縄テレビ開発よりお手紙をいただき、改めてありがとうございます。

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