「健康」になるためには専門職による評価ではなく、本人主導の対話 〜つながる保健室 #2 ポジティヴヘルス〜

REPORT

「病院に行くほどではないけれど・・・」
「役所に行くほどではないけれど・・・」

あんまり大げさには話したくないけど、誰かに聞きたい。聞いてほしい。健康のこと。暮らしのこと。

7月26日に、コミュニティナース 沖縄の金城有紀さんによる「つながるほけんしつ」 第2回目としてポジティヴヘルスをテーマに開催されました。

健康だと言える大切さ

まず、わたしたちが無意識でそう感じているかもしれないことから。金城さんから事例として挙げられたのは「病気や障がいを持つ人たちは不健康…?」という問いです。

金城さん:
ボジティヴヘルス、そもそも健康について皆さんはどう感じていますか?例えば、病気や障がいを持つ人たちは“不健康”と捉えられるのでしょうか。

わたしがオランダで出会った筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者さん。自分自身を「健康ですか?」と聞いたところ、ほぼ満点。それは、身体的に動かないとしても、自分自身が笑顔で、強みを生かせる仕事を行えているだそうです。

とオランダの研修当時の様子を振り返ります。こうしたように、無意識で、病気や障がいをもつ方は不健康と思いがちですが、本人次第で健康である、と価値観を変わるようなおはなしをしてくれました。

ボジティヴヘルスが提唱する 「健康とは自分らしい暮らしを実現すること」

続いて、金城さんから会場に来てくださっている人へ「健康ですか?」と質問されました。

金城:
ポジティヴヘルスを提唱する先生は、健康とは病院での数値ではなく、自分がしたいことを実現する力だと言います。

『人生を幸せに生きるためにどうあるべきか』を問いながら、スパイダー診断のように、定期的に自分の状況をチェックしていくことが重要なんです。

とくに、ボジティヴと聞くとハードルが高そうに感じますが、例えばストレス耐性を高めることであったり、本人主導の対話が大切なんです。

編集記

会場に来てくださったPTや海外で医学を学ぶ方、そしてこれから医学を志す方、そして医学をテーマにビジネスを考える人など、多様な人たちが集まったつながるほけんしつ #2

「たとえ、自分の専門外であっても、まずは対話して学ぶこと。それは年齢や経験ではなく、時代背景などをふまえて、私たちのような上の世代には新鮮で、学ぶ機会といえるんです」とお越しくださった方からおっしゃっていただきました。

わたしたちもはじめて知ることが多く、また「つながるほけんしつ」が広がってほしいと思う時間でした。

主催:コミュニティナース 沖縄