トーマ・ヒロコ 詩の朗読とトークの夕べ 振り返り

REPORT

おきなわダイアログで「トーマ・ヒロコ 詩の朗読とトークの夕べ」を3月24日に開催しました。

沖縄県内で詩人として活躍するトーマ・ヒロコさんをお招きしたイベントには、約20名がお越し下さり、トーマさんの朗読に酔いしれる一幕も。今回、山之口貘賞受賞の詩集「ひとりカレンダー」や、2019年8月に発表予定の「第3詩集」について語れた当日の様子をお届けします。

偶然の出会いは市立図書館から

トーマさんが、詩人を名乗りはじめて約10年が経ち、どのように詩と出会い、詩集を制作しようと思ったのか。過去を振りかえっていきます。

トーマ・ヒロコ(以後:トーマ):

わたしは、文章と絵が好きな幼少期を過ごしてきて。高校では美術部に入るものの油絵が好きになれず…

そんなある日、市立図書館で出会った音楽雑誌。そこには、わたしが好きなミュージシャンの写真が掲載されていて、模写する日々を過ごしてきたんです。

だから、進路として音楽ライターを目指すために洋楽誌「ロッキングオン」へ手紙を出してみたり。編集部から返事があって「大学へ行って文章をもっと学んでみたら?」と。それで、大学に進学して、文芸部として活動していました。

文芸部の同級生の子が、山之口貘賞を受賞して、そのインタビューに同席することになりました。その姿を見て「いつか、わたしも!」と志すようになりました。

日常の違和感や人間ならではの感情を表現

2009年に、山之口貘賞を受賞した詩集「ひとりカレンダー」や、これまでに発表してきた詩集の特徴についてもトーマさんは教えてくれました。

トーマ:

わたしは、大学卒業後に3年間、東京の印刷会社で働いてきました。そのとき感じた東京と沖縄の違い、もう数年前のおはなしになりますが…

そこで考えてきた日常の中での違和感や、人間ならではの理屈じゃない感情などを、難しくな い言葉で、しかし軽くならないように描いています。

この夏、8月に2009年から2018年まで描きためてきた詩集「第3詩集」を発表します。

「ひとりカレンダー」から10年、そこからどうわたし自身が変化してきたのか、を詩集で感じてもらえたらと思います。

浦添美術館で開催する「書と詩展Vol.2」

第3詩集とともに、2019年11月8日からはじめる浦添市美術館ではじまる「書と詩展Vol.2」の開催と活躍を広げるトーマさん。

おきなわダイアログでも、「ひとりカレンダー」を取り扱いさせてもらっていますので、お手にとってみてくださいね。

ふたつの空の下、書き続けた詩集「ひとりカレンダー」(トーマ・ヒロコ 詩集「ひとりカレンダー」の取り扱いについて)

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