AIはクリエイティビティそのものを加速させる FROGS Academy主催「AIの未来と可能性」

REPORT

AI(人工知能)を活用して、自動運転化を進めていこう。近年、沖縄でも実証実験が始まるなど、より身近な社会となりました。

今回、FROGS Academy夏休み特別企画、「AIの未来と可能性」をテーマに、AI Okinawa代表のクバ(Kuba Kolodziejczyk)さんから、これまでとこれからのAIについて語られました。

| 「夢は諦めてはいけない」

現在、クバさんは、AI Okinawa 代表やLiLz株式会社のリード機械学習エンジニア、そして琉球大学の非常勤講師としても、AIのこれからや若手エンジニア育成を務めています。

AIの未来と可能性を伝えるまえに、はじめクバさんの半生をふりかえり、受講生に夢を諦めない大切さを語ります。

過去に遡り、ポーランド在中のときに、クバさんが進学したかった大学に入れなかったそうで。自分の未来を諦めたくない。そう考え、ロンドン大学に入ってからは一層勉強していたところ、大阪大学でロボット工学や人工知能を牽引する教授と出会い、日本でロボットの研究を行うようになります。

子どもたちにも、「たとえ大学進学でうまくできなかった、人生で失敗したとしても、必ず諦めなかったら自分が子どもの頃に夢描いていた以上の世界は待っている」と伝えます。

| 「情報に価値がない」最新技術で抑えておきたいこと

続いて、クバさんからAIの基本的な考え方について伝えられます。

機械学習では、おおまかにアルゴリズムを学習と推論に分けて検証していきます。なぜかというと、対象となる相手が子ども、大人、お年寄りによって受け取り方が異なるから。必ずしもすべてが一緒ではないんです。

だから、基本概念としてAIそのものに強化学習をどう持たせるのか重要となります。

ここで、受講生と一緒にデモンストレーションを行いました。子どもたち自身の顔認証やイラストで描いてもらった花を読み取り、類似した写真を見つけるなど、AIが遠い世界のものではないと語ります。

昨今、ビックデータ活用など人気ですが、情報そのものに価値がありません。きちんとアルゴリズムを基本を理解して、データに価値を持つように設計することが大事なんです。

| クリエイティビティをもAIは加速させる

後半では、クバさんからAIの未来として「自動運転」における人工知能がどう活用されているのか、また沖縄でも進められる「AI × 〇〇」について言及されました。

さらに、子どもたちに実際に花を描いてもらったイラストの類似写真をAIで見つけることも、可能性のひとつだと言います。

AIはクリエイティビティそのものを加速させることができます。

たとえば、写真家が時間の都合上、日中撮影しか撮れず、夜景の写真できなかったとする。でも、夜景の写真を使いたい、そんなときAIを活用することで、その場の夜景写真にすることもできます。

今まで「時間」「場所」などで制約されていたものに対して、もっとスムーズに、自分らしいクリエイティビティを発揮できるとクバさんが子どもたちに伝えました。

編集記:

誰もが夢見た世界は遠い未来ではない、クバさんのおはなしからそう感じました。本日、受講してくださった人たちが大人になる頃には、技術が発展して、AIももっと当たり前になっているのでしょう。だからこそ、多くの子どもたちが自分ごととして捉えて、学んでいる姿こそ、価値があったと感じるひとときでした。

主催:FROGS Academy