沖縄発新規キャラクターを創出するため、チームで共有とスケッチして、決断するまで 「デザインスプリント入門 ~明日から実務に活かせるデザイン思考~」レポート

REPORT

昨今、人材不足が叫ばれるなかで、企業として少ないリソースと予算で、不確実性が高いデザインプロジェクトを成功に導く方法が重要です。

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そんななか、11月6日に開催された(主催・株式会社ニューロマジック)「デザインスプリント入門 ~明日から実務に活かせるデザイン思考~」。元々Googleで開発された手法で、デザイン思考とサービスデザイン、リーンスタートアップの考え方をミックスしたデザインスプリントのワークショップをお届けしました。

当日、約30名の方がお越しとなって、それぞれの分野の職能を生かす姿が見られました。

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講師:
木村 隆二さん  / 株式会社ニューロマジック 取締役執行役員 サービスデザイン統括
仙台一高を経て、早稲田大学商学部卒業。2005年に当社に入社し、営業組織をゼロベースから構築し、現在の顧客サービス体制の礎を築く。2009年より執行役員としてマネジメント業務に携わる傍ら、放送、通信、自動車、人材紹介、化粧品など他業種に渡るクライアントワークにも多数従事。2017年3月よりサービスデザイン関連事業の立ち上げと統括も兼任し、国内外のクライアント、パートナーと広くデザイン業務に携わっている。

デザイン思考は心構えとして持っておくことが大切

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はじめに、「デザイン思考とは何か?」を講師を務める木村さんが解説されました。

デザイン思考とは、ユーザー目線での「モノの考え方」と「モノ作り」のメソドロジーで、シリコンバレーで生み出されている多くのサービスや企業がデザイン思考を応用し、イノベーションを起こしています。

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デザインスプリントでは、デザイン思考で提唱されているプロセス「共感・問題提起・解決策の提案・プロトタイプ・テスト」を手法として落とし込まれています。これまで、木村さんはじめニューロマジックが取り組んできた事例を共に伝えられました。

今回は、デザイナー以外にもエンジニアやマーケティング、企業の社長と属性が異なる人たちが参加してくださったこそ、自社に活かせないかと真剣に取り組む姿が見受けられました。

どうしてもデザイン思考の概念は抽象的なことが多いため、木村さんから「デザイン思考は心構えとして持つことが大切」だと補足が加えられました。

さあ、会社の新規事業として「キャラクタービジネス」に取り組んでみよう!

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後半戦として実践的なデザインスプリントのワークショップが開催。

デザインスプリントでは、普段5日間かかるところ約1時間と短縮版でお届けされました。約30名の参加者は6チームにわかれて、新規事業の立ち上げメンバーと仮定して「(沖縄)企業発の新規キャラクタービジネスを開発せよ」を取り組みます。

デザインスクリプトの5段階のうち、木村さんはチームごとにそれぞれ「決断」してもらうところまで、締めくくりとしては成果発表まで設計していきます。

デザインスプリント
1.情報を共有する:Unpack
2.スケッチする:Sketch
3.決断する:Decide
4.プロトタイプを作成する: Prototype
5.テストする:Test

参加者によっては聞きなれない横文字に苦戦しながらも、手法を腑に落としながらキャラクターデザインを考えていきます。

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成果発表では、沖縄ならではの『台風』をモチーフにしたキャラクター「サイクロン」を創出し、売り出し方としてvTuberで世界中に認知させるアイデアが飛び出すなど、短時間のなかで知恵を絞った姿が印象的でした。

まさに自社での事業を考えるように。終始苦しみながらもチーム一体としてキャラクターを生み出す喜びと「このプロセスを自社で生かしたい」という声があがり、すごく熱気につつまれたワークショップでした。

主催:株式会社ニューロマジック