「動くわたし、動かないわたしー移動とまちづくりー」あなたは20年後の今日、どんな場所で何をしてる?

REPORT

—OKINAWADialogはPROJECT NAHA 2040を応援しています—

2018年1月19日金曜日。

「動くわたし、動かないわたしー移動するまちづくりー」がOKINAWADialogにて開催されました。
話題を提供してくださったのは4名の方。

まちづくりの仕事をしている石垣綾音さん。

「キャンプをどこでも、ホームを生む場 Campo きゃんぽ」を立ち上げ中の久高友嗣さん。

毎週キャンプしてるから今回呼ばれた宮平未来さん。
(久高さんとともにキャンプ・テントに留まらない仮設空間の可能性を開拓中。)

そして、移民、共生とアイデンティティを扱う社会学研究者の野入直美さん。

そしてそして、お集まりいただいた30名あまりのお客さまのおかげで、「動くって?動かないって?まちづくりって?」と、大盛り上がりな夜でしたね。

今回、どうしてもイベントに来られなかった!行きたかった!そんなあなたのために、イベントの前半部分、上記4名の方がお話された内容について録音したものを書き起こし・編集を加えてご紹介いたします。

イベント全体の盛り上がりのキーとなっていた「まちづくり」に関してはぜひ、PROJECT NAHA 2040が開催予定の第二回タウンミーティングや、地域別ワークショップで体感していただきたい!

ぜひぜひ那覇市のホームページで情報をチェックしてくださいね。
http://www.city.naha.okinawa.jp/kakuka/tokei/


登壇者プロフィール(以下敬称略)

久高友嗣
琉大で建築・都市デザインを学び、ひとの健康づくりの仕事を始める。
現在は「キャンプをどこでも、ホームを生む場 Campo きゃんぽ」を立ち上げ中。
http://campo.strikingly.com

宮平未来
琉球大学農学部卒
毎週キャンプしてるから今回呼ばれたひと
久高とともにキャンプ・テントに留まらない仮設空間の可能性を開拓中。

石垣綾音
琉大で社会学を学んだ後、ハワイで都市計画を学ぶ。
まちづくりの仕事を始め、’15年に帰沖。
現在のテーマはひとと土地をつなぐこと、都市のくらしの魅力について。

Naomi Noiri
野入直美(のいりなおみ)
京都生まれ沖縄在住、遠距離婚で岩手に通う。移民、共生とアイデンティティを扱う社会学研究者、琉球大学勤務。今年の自分ルールは「見えている場所には歩いて行く、射程範囲のゴミは拾う」。

目次

  1. 石垣綾音さんによる導入(以下敬称略)
  2. 野入直美「「開かれた公共」をさがして」
  3. 久高友嗣「ひとと場がお互いに作用し合いながら「動ける」をつくっていくトレンド」
  4. 宮平未来「開かれた場が野外にあるからこそ生まれる「予定不調和」な交流」
  5. 石垣綾音「その土地の公共をよそ者が「享受する」ということ」
  6. 石垣綾音「「動くわたし、動かないわたし」=「動けるわたし、動けないわたし」なのか」
  7. 石垣綾音「土地は誰のもの?まちづくりは誰のために誰がする?」

石垣:すべては私が「20年後のまちについて、みんなで考える」というテーマをお仕事でもらったことからはじまりました。
20年後って、ただでさえピンとこない!自分がどんな生活をしているのかすら想像しにくいのに、「まち」について…?しかも、それを「みんなで考える」だと…!

人口は減っています。人の移動は簡単になって、自分が1年後同じ場所で生活しているかどうかも怪しくなってくるでしょう。テクノロジーの進化、快適性、安心安全…まちには様々な要素が絡んできます。どうすりゃわかりやすく、しかも楽しくできるのか?と思考をめぐらせた私は、思いつきました。

「思いっきり近未来的な、ぶっ飛んだアイデアを一度ぶっこめば、想像力は広がるのでは。」

奇しくも、私は先日、実際にモバイルハウスを目の当たりにし、「移住を生活する」という暮らしの提案について、そしてそれを一緒に見た野入さんは、そこからテーマを広げて公共の空間の持つ意味について考えていたところでした。そして私の周りには、キャンプバカという素晴らしい人材や、それをガチで事業化しようとしている彼のパートナーが居たのです。

LCCなどがこんなに発達し、安価になっている昨今、人の移動はこれからも活性化するだろうし、今の生活スタイルへの疑問も提示できる。そしてその中で見えてくる、まちという存在の公共性と必然性…!

わたしは膝を打ちました。

…ネタは揃った!あとはみんなで想像力を駆使して遊ぶのみだ!

ページ2>>野入直美「「開かれた公共」をさがして」

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